絶景を求めて東尋坊へ

ワシも言いたい! 番外編第2弾。絶景を求めてワシは越前へ

6月の休みの日。
たまには遠くへ行ってみようと考える。眠たい目をこすり貼り紙をしたあと、お茶とお菓子を買い込む。
いざ車は山中へ。あいにくの雨模様。
カーステから流れるジャクソン・ブラウン「レイト・フォー・ザ・スカイ」が見事に浮いている。
ひたすら国道367号を北上。のどかな風景を見る。
田舎のおばあちゃんは元気でしょうか。ん?
メタセコイヤの並木道を通り、マキノピックランドで休憩。
イタリアン・ジェラートを食すも、食べるのに夢中で写真に撮るのを忘れる。
無念。
敦賀を抜けて越前海岸へ。雨があがる。
ひたすら海岸線を走る。海は海でもウエストコースト・サウンドが似合わぬ海である。
波。
呼鳥門。
現在はくぐり抜けることができず、横のキレイなトンネルを通る。
危険な状態。
呼鳥門向かいのレストランで昼食。
とりあえずカニ。越前といえばカニ。季節外れでもカニ。
人間は皆、カニを食うとき無言になる。
どえらいトイレでした。長い人生、トイレに見とれたのも初めてなら、写真を撮るのも初めて。
弁慶の洗濯岩。おおっ、と驚くこともなければ、フーンとすますこともない。
ポカーンと立ち尽くす。
ポカーンと説明を読む。
神の足跡。
ポカーンと眺める。すっかりアホな観光客と化す。
また雨が降りそうな気配。
しかし日本海は海だけでなく空までも迫力がある。
見よ、浜田省吾のアルバム・ジャケットのような空である。
東尋坊到着。
昔から変らぬおみやげ屋さんが立ち並ぶ。
15年ほど前、この地を訪れたことがあります。
あの頃、私も若かった。高いところも恐くなかった。しかし今や、絶叫マシーンより観覧車を恐れるほどの高所恐怖症。これは年のせいなのか?
今の私にとってこの断崖は地獄の一歩手前に思えて歩が進まぬ。
名勝、東尋坊。
自然が創った雄大な芸術は迫力満点。
この絶景を求めて5時間、車を走らせてきた。満足、満足。
岩場を進み断崖絶壁の先端へ。
歩きながらふと思う。かつてここから身を投げた人々は、あのみやげ物屋さんたちの激しい呼び込みも耳に入らなかったのであろうか。死ぬ気も失せる呼び込み合戦。さすが北陸随一の観光地である。
まあ、真昼間に身投げする人もいないか・・。
目一杯、身を乗り出して写真を撮るも、これが精一杯。
お〜、こわっ。
東尋坊で少しおみやげを買ったあと、急いで敦賀の日本海さかな市場へ。本格的におみやげを買うことに。
何回訪れても楽しいさかな市場。同じ通路を行ったり来たり。歩くほどに手荷物が増えていく。
干物をどっさり購入。アジ、カレイ、タイ等々。
一応、羽二重餅も買う。
帰路。
車中で考える。普通、泊りで行くよなぁ。京都-東尋坊の日帰り旅行はややハードであった。ほとんどの時間をドライブで過ごしたのであった。
帰宅。
猫が待ってくれていた。
・・と思ったら、すぐにこれ。